最近は、資産運用という言葉をよく聞きます。
日本は貯金大国と言われ、個人金融資産を合計すると1500兆円になるそうです。
厚生年金の受け取り金額は削られ、支給開始年齢の引き上げも行われているので将来が不安になり貯金をする人が増えています。
日本は高齢化社会で少子化なので、これからは今以上に少ない子供が高齢者を支えて行く事になります。
今よりも年金の支給額が減り、支給開始年齢が引き上げられる可能性もあります。
自分達でしっかりと、蓄えておかないといけないと考えている人が多いようです。
来年から消費税が上がりますが、お給料が上がる保障はどこにもありません。
収入は変わらないのに支出ばかりが増え、将来の心配は増えるばかりです。
子育てをされている家庭は教育費もかかり、自分達の将来のことも考えなくてはいけません。
早いうちから少しずつ蓄えをしようと考えている方も多いはずです。
今は銀行にお金を預けても利息はほとんど付いていないようなもので、まとまった資産のある人は資産運用を考える人もいます。
マンション経営も資産運用の一つです。
マンションを購入しその部屋を貸し出し、入居者が決まれば家賃収入があります。
その家賃を返済に回すと、毎月の返済額は少なくて済みます。
返済が終わればその後も支払われる家賃は、自分の収入になりますので定年後の収入を考えてマンション経営をする人もいます。
またFXや株などで資産運用をする人もいます。
うまく利益が出ればいいですが、必ず得をするわけではありません。
株価が順調に上がっていても、明日には下落する可能性もあります。
そんな大きなリスクを抱えながら投資をするよりも、損をしないように資産運用を考える人の方が多いです。
各銀行の利率を調べ、少しでも高い銀行の定期預金を利用する人もいます。
資産は増やしたいけど、リスクを考え挑戦出来ない人が多いのも現実です。
頑張って貯めたお金を失いたくないと考え、リスクのある資産運用を避け元本保証のある金融商品を選ぶ人もいます。
資産運用をして大きな損失を出すよりも、利益は少なくてもいいから損はしたくないと考える人は少なくはありません。
資産運用をする時はきちんと知識を身につけ、挑戦をすることが大切です。